韓国コスメを使う前にスキンケアの基本を今一度再確認する事でスキンケアアイテムを最大限に活用することができます。今までのスキンケア方法に間違いがないか、一緒に確認しましょう。
韓国コスメを使う前にスキンケアが必要が本当の意味とは？
『お肌をケアするとは？』
その答えは、「肌を清潔にし、健康的で美しい肌を保つために基礎化粧品を使ってお手入れをする事」です。
そしてお肌を清潔に保つと共に、水分・保湿成分・油分などの必要な成分を補い、肌の老化を遅らせたりする効果も期待できます。
突然ですが「ホメオスタシス」と言う言葉をあなたは聞いたことはありますか？
人間には外部環境の様々な変化に対し、安定した生体を維持する恒常性があります。
これを恒常性維持機能=ホメオスタシスと言い、この機能がある事で、常にお肌が健やかに保持されるはずなのですが・・・。
ではなぜ、生命維持のための機能が元々ありながらスキンケアが必要だと思いますか？
なぜなら、それは様々な外的要因による有害物質から受ける肌ダメージの修復が必要になってくるからです。
外的要因とは、『乾燥・紫外線・酸化』などを差します。これらから受けたダメージでお肌は絶えず変化し、その結果修復する機能が少しづつ衰えていきます。また、あなた自身から出た皮脂でも、空気に触れた瞬間酸化しお肌にとって有害な物質に変わってしまいます。
毎日の生活の中で、無数に存在する有害物質でダメージを受けているあなたのお肌。
そのお肌の防御機能を助けるために、様々な効能を備えた基礎化粧品が開発されています。
例えば
ニキビや吹出物を早く修復するためのもの
美白、シミ・しわを予防する
などケア商品の種類は多岐に渡ります。
お肌を清潔にし、さらにあなたが持つお肌トラブルにあった正しい成分の基礎化粧品でアプローチする事が、健やかで美しい肌を何歳までも維持する事ができるのです。
お肌の“キメやツヤ”を決めると言われる表皮は、とても薄くわずか0.2mmしかありません。薄くデリケートな表皮は、皮膚の一番外側にあり水分を保持したり、外部からの異物の侵入を防ぐ大切な役割を持っています。
きちんと汚れを落とし、潤いを与え油分でしっかり蓋をしてあげることこそ実はとても大切なお手入れです。
正しいスキンケア方法を身につける事で健やかで美しい肌を何歳までも保つことができるようになります。
スキンケア商品の正しい使い方
正しいスキンケアを行うのために必要なのが、基礎化粧品です。
基礎化粧品とは「肌の調子を整えたり、肌の健康を保つために用いる化粧品」の事です。
基礎アイテムとしては
・クレンジング料
・洗顔料
・化粧水
・乳液
・クリーム
スペシャルケアとして
・美容液
・パック
などがあります。
それぞれが持つアイテムの特徴や働きを詳しく見ていきましょう。
スキンケア・基礎アイテムの役割
『クレンジング料』
お肌表面に付着してるメイクアップ料や皮脂など、主に油性の汚れを落とします。
拭き取るタイプと洗い流すタイプがあり、オイル、クリームはメイクを落とす効果が強く、ミルク、ジェル、ローションの順で洗浄効果はマイルドになっていきます。
『洗顔料』
古くなった角質、ホコリや汗など、主に水性の汚れを落とします。固形状の石けんや、ペースト・泡・パウダーなど形状は様々です。
『化粧水』
皮膚に水分や保湿成分を補給し、保湿効果を高めたりモイスチャーバランスを保つ働きをします。
美白やニキビ用など目的別にあり種類も豊富です。
『乳液・クリーム』
肌に必要なうるおい成分を補い、油分の膜で水分の蒸発を防ぐ働きをします。
乳液は水分の蒸発を防ぐと共に油分と水分を与えます。
クリームは肌に油分を与えて、外から受ける刺激から肌を保護してつややかに保ちます。
乳液とクリームは似てるようでも働きは違うので、両方使うのが好ましいと言えます。
『美容液』
肌悩みの目的別に保湿、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ美白用、ハリやツヤを保つものなど、効能・効果を有する付加価値の高い化粧品を指します。
スキンケア・スペシャルケアアイテムの役割
『パック』
パックは皮膚を覆い、一時的に水分の蒸発を防ぎ血行を良くするので、新陳代謝が促進されます。
クレイパックや拭き取りタイプのパックは、吸着作用によって毛穴汚れや古い角質を取り除きます。
『シートマスク』
シートマスクは美容液を染み込ませたシート状で、保湿や美白効果を目的としたものが多いです。
このように基礎化粧品には様々なアイテムがあり、自分の肌に合ったものを選ぶことがとても大切です。
具体的に使うスキンケアアイテムの順番
基礎化粧品がとても大切だという事が分かってもアイテムの種類も多く、また、本当にこの順番が合っているのか？不安で迷ってしまいますね。
基礎化粧品は使い方によって効果が半減してしまったりすることもあるので、順番や使い方がとても大切です。
せっかくケアしたのに効果が半減してはもったいない！という事で、ここからは使用する順番について触れていきたいと思います。
『スキンケアの流れ』
Step１：汚れを落とす
Step２：うるおいを補給する
Step３：油分で蓋をし保湿する。
とっても簡単でしょ！これを意識するだけで、効果が半減すると言った残念な事にはなりません。
『Step１：汚れを落とす』
Step１で使用する「汚れを落とす」為に使うのはクレンジング料と洗顔料です。
最初にクレンジング料でメイクアップ化粧品や皮脂などの油性の汚れを落とします。
次に洗顔料でホコリや古くなった角質など、水性の汚れを落とします。
ここ注意ね！
クレンジングと洗顔は落とせる汚れの種類が違うため、W洗顔不要と記載のあるもの以外は必ず両方行うようにしてください。
『Step２：うるおいを補給』
うるおいを補給する為に化粧水を使用します。化粧水は水分や保湿成分を補います。
最近では導入液やブースターと呼ばれる導入美容液も一般的に使用されるようになりました。化粧水の前に使用する事で肌が柔らかくなり、化粧水が肌のより深く浸透しやすくするためのアイテムです。ブースターなどは洗顔後すぐ、化粧水との間に使用してください。
『Step３：油分で蓋をし保湿』
うるおいを補給した後は、乳液やクリームを使い油分の膜を張り皮膚からの水分の蒸発を防ぎます。これは、しっかり汚れを落とした後に補った水分や保湿成分が皮膚から出て行かないようにするために必要なケアです。(蓋をする)
では美容液やシートマスクは、どのタイミングで使うのか疑問が出ますよね。
一般的には
「Step２：うるおいを補給する」の化粧水の後
に取り入れます。そして、お肌に浸透した成分を「Step３」で蓋をする、のが一番効果的だと思います。
ただ、メーカーによっては乳液先行型のスキンケア化粧品があったりもします。商品によって使う順番が異なる場合もあるので、必ずパッケージに記載されている使用方法を確認してから使うようにしましょう。
ま と め
スキンケアの基本はとてもシンプルで “汚れを落とす”、“うるおいを補給する”、“油分でしっかり蓋をして保湿する”事につきます。
時代の変化とともに、化粧品も多岐多様に渡り進化しています。化粧品のもちの良さ、耐久性を追求したものが人気であり、高機能や多機能な化粧品は当たり前の時代です。
だからこそスキンケアの基本に立ち返り、しっかり汚れを落とす事が最も重要な事だと私は思います。
また、汚れやメイクアップ料がきちんと落とせていないと、いくら良い化粧水をつけても、高い美容液をつけても効果は半減してしまいます。すごくもったいないですよ。
そして一番気をつけて欲しいのが“摩擦“です。ゴシゴシお肌を擦るのは良くありません。パッケージに記載されている使用量を守り、優しく洗ってください。
健やかで美しいお肌は、気持ちまで晴れやかにしてくれます。ファンデーションのノリも良くなるし、メイクするもの一層楽しくなります。
毎日惰性でなんとなくスキンケアしてきた、また、スキンケアの順番の意味を知らずケアしてきた人もいるかとおもい、改めて振り返るきっかけになれば幸いです。
